★術前検査と予習★

出術前に行われる検査と予習。外科手術の流れをもう一度理解して、準備をすすめます。

ワンちゃん自身の一般身体検査。体重、体温、、脈拍、呼吸、視診、聴診、触診などを行っておきましょう。

その他に、血液検査やレントゲン検査も行います。特に胸部と腹部の検査は麻酔をかけるうえで重要です・・


胸部には心臓と肺といった循環器でが存在しているので、麻酔をかけても心肺機能が正常に維持されるかどうかをあらかじめ判断することが重要ですね!

もちろん、手術器具の把握も必要です。メス、ハサミ、ピンセット、カンシ、持針器などなど。


挿管セットや縫合糸、縫合針も準備!針は丸針?逆三角針?

高圧蒸気滅菌機(オートクレーブ)。手術に使用する器具に適した滅菌法を選択して、滅菌処理を行います。



準備担当、麻酔担当などクラス内で役割を決めて、手術にのぞみます。

★糞便(ウンチくん)検査★

ウンチがいつもと何か違うぞ!という場合には、一度動物病院で相談してみましょう!

動物看護コース1年生の実習です。尿検査に続いて糞便検査です。

ウンチの検査項目には寄生虫検査、原虫検査、細菌検査、ウイルス検査、染色検査などがあります。


検査に必要な糞便の量は親指の第一関節までくらいの長さあれば充分です。

寄生虫検査では、顕微鏡で確認することで寄生虫を検出します。


直接糞便をスライドグラスにのせて観察する「直接塗沫法」や・・

糞便を飽和食塩水等に溶解して、浮遊したものを顕微鏡で観察する「浮遊法」があります。



ウンチの異常は様々な病気で起こってきます。たかがウンチ、されどウンチ、ウンチウンチってごめんなさい・・。

★皮下補液★

動物看護コースの実習です!今回は「皮下補液」。点滴といった方がわかりやすいかな?
ワンちゃんや猫さん、下痢や嘔吐などの症状が起きると体内の水分と電解質が失われるため、『脱水症』が起きる可能性があります。

水分補正

水分補正(補給)が必要になるのですが、病院での点滴や皮下補液による水分補正の方法と、口(経口)から与える方法があります。

経口摂取

点滴や皮下補液による水分補正の方が経口摂取よりも効果的(効果が現れるのが早い)です。


栄養分を経口摂取した場合、まずは胃腸で消化され、その後全身に回るので、時間がかかります。点滴の場合、直接血管や皮下から吸収させるので、消化の過程が省けるのですね!

おまけ画像

休憩中のおまけ画像・・。学生たち、楽しそうでしょ(笑)



こんなワンちゃんたちにはがおすすめですね。
高齢、子犬のワンちゃん、下痢や嘔吐の症状がひどいワンちゃん、食欲がなく水も飲まないワンちゃん、飲んでも吐いてしまうワンちゃん

★学会に出席(動物看護コース1年生)★

動物看護コースの1年生が「第20回 日本臨床獣医学フォーラム記念大会2018」に出席しました。

「もっと考えよう伴侶動物との暮らし~どうぶつにやさしい医療」をテーマにした勉強会。

獣医師や動物看護師が参加するこの勉強会で、多くのことを学んできました。


動物看護師のための腫瘍学各論、麻酔薬の種類とその作用の理解、動物看護師が実践するスキンケアなどなど・・

介助犬コーナーもあって、使役犬について学ぶこともできました。



動物看護師の成長があって、動物病院の発展があります!獣医師、動物看護師、受付スタッフ等が学び、協力し合うことで伴侶動物医療が発展していきます。

★尿検査★

尿は、血液から腎臓で作られ、膀胱に貯留されて尿道を通って排泄されます。だから、尿を検査することで、尿の原料である血液の状態を知ることができます。

「物理学的性状検査」タンパク比重計を使用して、尿の濃さを調べます。

尿の重さ(濃さ)で、腎臓における尿の濃縮機能を知ることができます。


「科学的検査」尿に含まれる化学物質を尿試験紙で調べます。ph(ペーハー)、タンパク質、ブドウ糖など・・

「顕微鏡学的検査」尿中の固形成分を顕微鏡で観察します。結晶や微生物を見ることができます。



検査に関わる実習を行っていると、動物看護師の仕事のイメージがついてきますね!